“このままでいいのか、いけないのか?”と自分自身に、
そして社会に向かって問いかけている
いまを生きる若者たちへのメッセージ
偉大な国王であった父の突然の死、その喪も開けぬ間の母と叔父との結婚、それを受け入れる社会。父の死は叔父による暗殺だと知ったハムレットは、大人たちの争いや裏切り、権力への迎合を目の当たりにし、復讐を決意し、狂気を装う。
孤独の淵に立つハムレットは自分自身に、そして社会に対して問いかける。
「To be or not to be(このままでいいのか、いけないのか)」。
このハムレットの問いは、現代に生きる若者たちの前途への疑問、あるいは経済優先主義の大人たちが起こす過ちや不正義に取り巻かれた社会への批判として浮かび上がってくる。
行くべき道を誤ったハムレット……。
KAZEの『ハムレット』は、いまを生きる我々と若者たちへの問題提起であり、“生への希望”を願うメッセージである。