星の王子さま Le Petit Prince

*公演終了しました。

星の王子さま Le Petit Prince

3月7日[土]・8日[日]開演:2時

3月4日~6日は〈春の劇場体験週間〉として中学校4校が鑑賞します

作:サン=テグジュペリ Saint-Exupery 訳:内藤濯(岩波書店刊)
構成・演出:浅野佳成 音楽:八幡茂
舞台美術:松井るみ 照明:坂野貢也
効果:深川定次+風テクニカルワークショップ
衣裳:出川淳子 舞台監督:長谷川敬久 製作:佐藤春江
出演:白根有子/緒方一則/工藤順子
   仲村三千代/車宗洸/栗山友彦/酒井宗親
後援:在日フランス大使館/中野区

-かんじんなことは 目には見えない 心で見なければね-
第二次世界大戦のさなか、1943年に作者が亡命中のアメリカで出版され、今もなお年令を問わず全世界の人々に愛され親しまれているファンタジーの物語。サン=テグジュペリの限りない優しさと励ましのメッセージは、いまを生きる私たちに、友情と命の尊さを訴えています。
風は1300ステージを超す全国巡演を重ね、その活動が評価され2006年、フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエを受章。

三文オペラ Die Dreigroschenoper

4月10日[金]~12日[日]開演:平日7時/土日2時

作:ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht 訳:岩淵達治
演出:ミラン・スラデク Milan Sladek
舞台美術:ヤン・コッツマン Jan Kocman
音楽:クルト・ヴァイル 音楽監督:八幡茂 照明:坂野貢也
音響:渡辺雄亮 舞台監督:長谷川敬久 製作:佐藤春江
出演:酒井宗親/辻由美子/柳瀬太一/渋谷愛/白根有子
   保角淳子/田中賢一/佐藤勇太/栗山友彦/田中悟
   中村滋/佐野準/白石圭司/車宗洸/木村奈津子
   工藤順子/清水菜穂子/仲村三千代/稲葉礼恵
   坂牧明
後援:ドイツ連邦共和国大使館

乞食や娼婦や泥棒たちが
 大都会の常闇の世界をうごめいている
ブルジョワ社会が生み出した秩序を嘲笑し、
    痛烈に風刺していくブレヒトの代表作
マイムアーティスト=ミラン・スラデクとのコラボレーションにより、ブレヒトのアイロニカルな音楽劇『三文オペラ』の再発見を試みる。

三文オペラ Die Dreigroschenoper

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Touch ~孤独から愛へ~

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Touch ~孤独から愛へ~

5月4日[月・祝]~6日[水・祝]開演:2時

作:ライル・ケスラー Lyle Kessler 訳:吉田美枝
演出:浅野佳成
音楽:八幡茂 装置:水野統夫 照明:坂野貢也
効果:深川定次+風テクニカルワークショップ
舞台監督:長谷川敬久 製作:佐藤春江
出演:酒井宗親/緒方一則/磯矢拓麻

生きることの証をつかみとろうとする魂の孤児たち
引きこもりの弟フィリップと不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が、謎の紳士ハロルドと出会う。ハロルドは彼らを“デッド・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)”と呼び、「肩を抱いて元気づけてあげよう」と手をさしのべる。
“Touch”=人と触れあうことが、互いの心を動かし、自身にとってかけがえのないものを発見させ、新たな一歩を促す……。
誰しも孤独を抱えて生きる現代。真のコミュニケーションを、自分の居場所を、将来への希望を求めている。
上演回数800ステージを超すレパートリー。


ビエンナーレKAZE国際演劇祭2009 マテイ・ヴィスニユックの世界~矛盾、言語、抵抗 そして希望へ

戦場のような女

あるいはボスニア紛争の戦場ような女の性について
LA FEMME COMME CHAMP DE BATAILLE
ou Du sexe de la femme comme de champ de bataille dans la guerre en Bosnie
7月24日[金]~28日[火]開演:平日7時/土日2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matei Visniec 訳:川口覚子
演出:浅野佳成
音楽:八幡茂 舞台美術:高田一郎
照明:フランソワ・シャファン Francois Chaffin
衣裳:ズザンナ・ピョントコフスカ Zuzanna Piątkowska
音響:渡辺雄亮 舞台監督:長谷川敬久 製作:佐藤春江
出演:柴崎美納/工藤順子

民族紛争において、女性の性は戦場となる―
ボスニアの惨劇に着想を得て、実際の証言を取り入れて1996年に書かれた作品を初翻訳上演。舞台はドイツのNATO医療センター。ボストン精神医学診療所から死体置場発掘チームに派遣された女医ケイトが、敵軍の民族にレイプされ妊娠した紛争の犠牲者、ドラの精神治療を行っている。二人の会話から浮かび上がる恐怖、憎悪、暴力の根源、生への希求……。

戦場のような女

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Touch ~孤独から愛へ~

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年老いたクラウン

お前の乳房のうえで調教したエスカルゴ
Le Vieux Clown presente : Comment j'ai dresse un escargot sur tes seins
8月5日[水]~10日[月] 開演:平日7時/土日2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matei Visniec 訳:川口覚子
演出・照明:フランソワ・シャファン Francois Chaffin
出演:オリビエ・コント Olivier Comte

『年老いたクラウン』の続編、世界初演!
1996年に上演され、アヴィニョン演劇祭で大賞を受賞した『年老いた道化師たちのための仕事』。そこから発展し、オリビエ・コントのために書き下ろされたのが『年老いたクラウン』である。1998年に初演され、ヨーロッパ各地でロングランを成功させているオリビエ・コントのライフワークとも言うべきモノドラマ。2005年・2007年の〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭〉で上演し、日本の観客の絶賛を博した。あのクラウン=ニコロがさらなる膨らみをもって新たな精神世界を展開する。

ジャンヌ・ダルク―イオアナと炎

Jeanne d’Arc Ioana ―i focul
8月25日[火]~30日[日]開演:平日7時/土日2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matei Visniec 訳:志賀重仁
演出:ペトル・ヴトカレウ Petru Vutcãrãu
舞台美術・衣裳:ステラ・ヴェレブチュアヌ Stela Verebceanu
出演:白根有子/栗山友彦/田中賢一/稲葉礼恵/仲村三千代
   佐藤勇太/車宗洸/ヴィクトル・ノフィットゥ
   ヴェアチェスラヴ・サンブリッシュ/ルチア・ポゴール

モルドバのウジェーヌ・イヨネスコ劇場との共同製作
“日本の若い観客のための『ジャンヌ・ダルク』を”と芸術監督 浅野佳成が依頼し、マテイ・ヴィスニユックが書き下ろした作品。イヨネスコ劇場との共同製作により、昨年4月にはモルドバでプレミアム公演を行った。
放浪役者の一行がジャンヌ・ダルクの物語を始める。
羊飼いの少女ジャンヌ・ダルクが神からのお告げを信じ、純粋に、ひたむきに祖国のために闘った。なぜジャンヌ・ダルクは魔女裁判にかけられ、火刑されなければならなかったのか。

ジャンヌ・ダルク?イオアナと炎

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Touch ~孤独から愛へ~

フランクフルトに恋人がいる
サックス奏者が語るパンダの物語

L’HISTOIRE DES OURS PANDAS
racontee par un saxphoniste qui a une petite amie a Frankfort
10月29日[木]~11月3日[火・祝]開演:平日7時/土日祝2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matei Visniec 訳:川口覚子
演出:南雲史成
音楽:八幡茂 照明:フランソワ・シャファン Francois Chaffin
衣裳:ズザンナ・ピョントコフスカ Zuzanna Piątkowska
照明オペレータ:安永瞬 音響オペレータ:車宗洸
舞台監督:江原早哉香
出演:中村滋/渋谷愛

2007年〈ビエンナーレKAZE国際演劇祭〉で浅野佳成演出で初翻訳上演し、2008年に南雲史成の演出によりモルドバのウジェーヌ・イヨネスコ劇場BITEIフェスティバル、ルーマニアのシビウ国際演劇祭、フランスのブリニー劇場での招待公演、そしてアヴィニョン演劇祭OFF参加で21ステージの公演を成功させた風のレパートリー、彼と彼女の不思議な九夜の物語。

 

肝っ玉おっ母とその子供たち

Mutter Courage und ihre Kinder
12月22日[火]・23日[水・祝]開演:平日7時/祝2時

作:ベルトルト・ブレヒト Bertolt Brecht 訳:岩淵達治
上演台本・演出:浅野佳成
音楽:八幡茂
舞台美術:アンジェイ・ピョントコフスキ Andrzej Piątokwski
照明:坂野貢也 音響:実吉英一 舞台監督:佐田剛久
出演:辻由美子/稲葉礼恵/白根有子/佐野準/鈴木亮平
   佐藤勇太/栗山友彦/柳瀬太一/中村滋/田中悟
   柴崎美納/渋谷愛/白石圭司/高橋征也/清水菜穂子

KAZEのブレヒト代表作が、高校生や中学生に向けた秋の巡演を終えて、拠点劇場に帰ってくる。
17世紀の宗教戦争下、肝っ玉おっ母は軍隊相手の商売で生計を立てている。長引く戦争によって彼女はひとり、またひとりと3人の我が子を失う。しかし、彼女は軍隊を追って、ひとり幌車を曳く……。2つの世界大戦の直中を生きたブレヒトの時代精神が持つ希求は、われわれにとって貴い。

肝っ玉おっ母とその子供たち
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