風 創立からの歩み
1987年秋、東京演劇集団 風 創立。
思想史家 故・藤田省三氏に名付けられたこの名前には、“自由に、風のようにものをつくる”という思いが込められています。
1988年、ユージン・オニール作『アナ・クリスティ』を旗揚げ公演として上演。
同年5月にはウィリアム・シェイクスピア作『ハムレット』で初の全国巡演公演を行う。
その後、1993年にアントン・チェーホフ作『三人姉妹』、94年に『桜の園』、96年に『かもめ』、96年に岸田理生作『フォーシーズン』、94年にテネシー・ウィリアムズ作『ガラスの動物園』などを初演。また、89年にはサン=テグジュペリ作『星の王子さま』、91年にライル・ケスラー作『Touch〜孤独から愛へ』、95年には松兼功作『ヘレン・ケラー〜ひびき合うものたち』を初演し、現在も全国の学校を中心に地方公演を行う風の代表作となっている。
1994年、東京と群馬県 月夜野町に2つのアトリエを持つ。
1996年、「風アトリエの会」を発足。
1999年、拠点劇場「レパートリーシアターKAZE」を建設。
柿落し公演としてチェーホフ作『かもめ』を上演し、ブレヒト劇の代表作となる『肝っ玉おっ母とその子供たち』を初演する。2003年からは芸術監督 浅野佳成のもと、演目を使い捨てにすることなく、時間をかけて質の高い舞台をつくりあげていく“レパートリーシステム”の劇場としての活動を本格的にスタートさせる。
同年、「第11回読売演劇大賞 女優賞・優秀賞(辻由美子)」「平成15年度湯浅芳子賞 演劇上演部門」「第4回 倉林誠一郎記念賞 団体賞」という演劇賞をトリプル受賞。
2003年夏からは、世界の演劇人たちとの交流を目的とした、2年に1度の演劇祭“ビエンナーレKAZE 演劇祭”を開催。また、2004年シェイクスピア作『ハムレット』(KAZE+ウジェーヌ・イヨネスコ劇場)、05年ブレヒト作『三文オペラ』(ミラン・スラデク演出)などを共同制作し、フランスや東欧で活躍する演劇人たちとともに演劇を模索する試みを実践している。
近代劇をとらえ直すという試みを通して、現代社会や人々にとって「演劇」「劇場」とは何なのかを問い続けながら、芝居をつくっていきたいと考えています。
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専属劇場レパートリーシアターKAZE |
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