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劇団員

中村 滋 Sigeru Nakamura

日本大学芸術学部演劇学科卒業。2006年、インターンシップ生として『Touch~孤独から愛へ』(ライル・ケスラー作/浅野佳成 演出)でフィリップ役を演じ、東京演劇集団風に入団。2007年の《ビエンナーレKAZE国際演劇祭》ではマテイ・ヴィスニユック作『フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語』で彼役を演じ、日本初演。翌年同作品でフランス、ルーマニアからの招待公演に赴き、アヴィニョン演劇祭(フランス)に参加、20ステージのロングランを遂げた。2012年にはアルベール・カミュ作『異邦人』のムルソー役で主演を務め、演出の白石圭司とともに「社会の不条理」を見つめたカミュの“まなざし”に挑み、自身の代表作となっている。
現在、西日本プロジェクトで全国巡回公演のプロデュースも行っている。

■主な出演作品

  • 肝っ玉おっ母とその子供たち/従軍牧師
  • フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語/彼
  • マハゴニー市の興亡/ハインリヒ・メルク
  • ヘレン・ケラー/ジェイムス・ケラー
  • 星の王子さま/飛行士
  • 異邦人/ムルソー